「太平洋奇跡の作戦 キスカ」という邦画にして戦争映画観た。65年の作品。
まあ、訳がわからない。どうやって見ればいいのか不明な感じ。反戦映画ではないことは確か。帝国日本軍の勇敢さを描いたのは間違いないとして、
しかしこういうジャンルが過去の日本映画界において成立していたようだし、
酷い作品でもない気もして、何せ三船も出演していて、戦艦とかも豪華で。同ジャンルの他の作品も観て、それと比べてこそ、何か言えるだろう(しかしこの作品がそのジャンルの最高峰っぽくて)。
アメリカとの戦争を描いた映画であるが、一切、アメリカ兵が出てこない。日本の軍人たちが会議して、勇敢さを発揮して、最前線に行って、作戦が成功して、帰還して、
というわけで、どうも自然の驚異を戦っていただけの印象。霧にやたらとこだわっていたし。